津軽平野と白神山地をゆく旅 1日目津軽平野
ここ数年の念願が叶って、青森に初上陸しました!
〈1日目〉津軽平野をドライブ(鶴の舞橋、ベンセ湿原、高山稲荷神社、酒蔵見学)→鯵ヶ沢で宿泊
〈2日目〉リゾートしらかみ乗車、十二湖を散策→十二湖で宿泊
〈3日目〉秋田の温泉と居酒屋→帰路
まず、行きは夜行バスを利用しました。夜行バスの良いところは、なんと言っても【初日の午前中からガッツリ観光できる】こと。初日に観光したい場所が4カ所もあったので、夜行バス一択。
実はバスタ新宿を利用するのは初めて。えー!めっちゃ綺麗!ここずっと工事中だったよね?!←いつから新宿に来てないんだ
早めに着いて、1階のピザ屋さん800°DEGREES NEAPOLITAN PIZZERIA NEWoManにて乾杯🍻ルミネ2を背景にパシャリ📷
注文システムがSUBWAYと同じで列にて慌てる。慣れてない人は、席で手元のメニューを見ながらゆっくり決めた方がいいです。
正直、味には全く期待してなかったのですが(ごめんなさい笑、本格的でビックリ!
またここで食べたいが為に高速バスに乗ろうね!なんて盛り上がりました。
1番後ろの席を選んだけど、やっぱり夜行バスは厳しい・・・。新幹線よりそこまで安くもないし、時間の有効活用を求めてなかったら絶対使わないぜ・・・。(さっきの盛り上がりどこ行った
予想外だったのが、車内がとても暑かったこと。途中のSAで買った30円の保冷剤にめちゃくちゃ救われました。
日が出てからは、朝靄と車窓からの田園風景が美しく楽しかったです。
りんご畑と岩木山。
8時前に五所川原駅に到着。
車内が暑かったせいでシャワーを浴びたくて仕方なかった。次回以降の夜行バス旅では絶対に到着後のシャワータイムを入れるぞ。
時間が無いので、まずはササっと朝ご飯を。
ゆで太郎五所川原店。こんな時間なのでチェーン店しかやってないのは仕方ない。相方が食べていた冷やし薬味蕎麦がめちゃくちゃ美味しくて、家の近くにも店舗を作って欲しいねなんて話しながら食べました。
レンタカーを借りて、まずは鶴の舞橋へ。
道中の国道101号が道が広くてとても走りやすく、非常に気持ちいいドライブでした。まるで北海道に来たみたい。田舎万歳。
鶴の舞橋にて、岩木山をバックにパシャリ📷
土木学科出身の相方と建築出身のわたしは、【橋】が大好きなのです。ふふふ。
とにかく気持ちの良い公園で、ここで2人してなぜか急激に眠くなる。単に第一次眠波が来たのか?、わたしはこの公園のヒーリング効果説を推しておきます。笑
次来ることがあったらレジャーシート敷いて半日のんびりしたいなぁ。
日本一長い木造の橋だそうですよ〜。横浜の大桟橋然り、維持費大変そう・・・。100円募金箱に入れておきました。
鶴が飛んでる形に見える真横から撮りたかったんですが、望遠機能のある一眼レフでも無いと無理だなぁこれは。
ご当地いろはす りんご美味しい🍎
有料の第一駐車場に停めたのですが、園内の施設(バーベキューなど)を利用するとかでなければ、無料の第二でいいと思います。第二からの方が、岩木山に向かって歩くアプローチで感動できるし。
次はメロンロードを走りベンセ湿原へ。
メロンロードは国道より道が若干狭く、大型トラックの行き来が多く、ちょっと怖い道でした。
この辺を走っていてビックリするのが、風力発電の風車があちこちに立っていること。一面のどかな田舎に、近代的な大きい風車がドーン!ドーン!と立っていて、そのミスマッチがなんかうすら怖さを感じさせます。なんていうかエヴァンゲリオンみたいなんですよね。(伝われ
下北半島には小さい風車(かざぐるま)があるけど、津軽半島には大きい風車(ふうしゃ)があると。なるほど。
ベンセ湿原はもう最高の一言!このニッコウキスゲを見たいが為に、今回この時期に旅行を決めたのです。ここが初日のわたしのハイライトですね。
この時点でAM10時くらいだったかな。花が綺麗に咲いてる時間帯を、計画段階でちゃんと選びました。
またしても岩木山をパシャリ📷あの蓮の葉っぱコログ100匹くらい出てきそう。
駐車場のそばで、地元の高齢者の方々がタープを張ってお土産売り場と給水所を作ってくれていました。ここでのお喋りがとても楽しく、「ニッコウキスゲも良いけど菜の花も素敵なのよ!🏵」と教えてくれました。岩木山の麓で毎年GWの頃に咲くそうなので、次の青森旅行はその時期に決定。
またまたメロンロードをひた走り、お次は高山稲荷神社へ。
これまたとても綺麗なところ⛩✨津軽を訪れるどんな人にもオススメできる優等生スポットですね。
こちらが本殿。小高い山の上にあります。
水みくじをやりましたよ〜。小吉なので結んできました。
蓮が綺麗に咲いてた🪷
横並びの可愛い狐像。なぜか狛犬が混じっていて、ひとつひとつ見るのが楽しい。🐶🦊
鴨の親子がいたので、鳥類大好きな相方が大興奮。本人曰く初日のハイライトだったそうです。
高山稲荷神社でひとつネックなのが、連続鳥居の場所ですね。駐車場から、まずは本殿のある小高い山を登って、更にそれを下ったその先にあるので、足腰の弱いお年寄りは厳しそう。一応階段の他に坂もあるけど・・・、まだまだ元気な60代の内に訪れたい場所だと思います。
お次はお昼ご飯を食べに鯵ヶ沢町の地魚屋食堂たきわさんへ。
念願のウニ丼。だったんだけど、ちょっと舌が痺れる・・・?ミョウバンの味なのかな。お味噌汁はめちゃくちゃ美味しいだけに残念。
ホッケの開きも美味しかったです。
車で五所川原に戻り一旦レンタカーを返し、お次は電車でまたしても鯵ヶ沢に向かいます。
ここの往復は面倒なんだけど、①レンタカー②ウニ丼を食べられる場所の2つが限られてるので仕方なかったです。(もっと言うと、本当は津軽海峡の方までウニを食べに行きたかったけど遠かった…!)
本日のお宿は、鯵ヶ沢の駅すぐそばの「水軍の宿」さん。店員さんの接客が非常に溌剌として丁寧な印象を強く受けました。
部屋に荷物を置いて、地元鯵ヶ沢の尾崎酒造さんへ。事前に酒蔵見学を予約していたのでワクワク。
まず、日本酒はお米で出来ているので、秋にお米が採れて、その後の晩秋から冬が作る仕事の繁忙期だそう。(←そんな基本からのキから質問する素人
ここがお米を洗って蒸す作業場。日本酒を作る時は、お米を炊くんじゃなくて蒸すんですねぇ。もちろん炊いたものとは違ってモソモソするような食感らしいです。出来る限り地元青森のお米を使っているそうですよ。
ここが酵母をお米に混ぜる作業場。使う前は作業台や壁を綺麗に殺菌するとのことです。菌の繁殖を避けるために、冬場の繁忙期は納豆は食べられないらしいです…!チーズ工房も同じって聞きますよね。また、内装が木材で出来ているのは、木は呼吸するので湿度の調整を自然としてくれるからだそう。
最後に醸造の蔵も見せていただいたのに、写真を撮り損ねた…!悔しい。すごく天井の高い蔵で冬場は寒そうでした。天井が高いのには理由があって、まず醸造用の樽がもの凄く大きく、それを混ぜる棒もその分長い。その棒を、上から真っ直ぐ樽に入れて掻き混ぜるので、天井が樽の倍はないとだめなんだそうです。棒を真っ直ぐ出し入れするのは、テコのように動かすと樽内で抵抗が重くてとても無理とのこと。なるほどなぁ。
これら全て、こちらの質問に嫌な顔ひとつせず、若旦那自ら丁寧に説明してくれました。本当に有り難かったです。これからも尾崎さんの日本酒を飲み続けます。
さて宿に戻って、まずは大浴場。水軍の宿というだけあって、露天風呂の湯船が船の形でした。森の中に囲まれて広い湯船に浸かれる幸せ…。日帰り温泉がずっと開放されているので、宿泊客だけのんびり入れるのは朝だけのようで、ここがちょっと不満でした。
そして待ちに待った晩ご飯!今日の宿で1番の楽しみ!
お品書きも書いてあって、ワクワクしながら前菜をいただきます。
この「ヒラメの子煮凝り」が本当に本当に美味しくて…!出汁がよく効いててツブツブ食感が楽しくて。こんなの初めて食べた。
舟盛りのお刺身🐟
魚介を焼いてくれるとのことで、こちらから選んで下さいと山盛りの鮮魚を目前に説明を受ける。わたしは帆立のバター焼きをセレクトしました。
もちろんめちゃくちゃ美味でした。
茶碗蒸し。
こちらは青森産牛のしゃぶしゃぶ🐮
油目のじんじょう。
締めのご飯は、もちろん地元のお米だそうです。
酒飲みカップルなので、飲み放題が嬉しい。先程見学した尾崎酒造さんのお酒が5種類も並んでました。
ワインもこんなに。
最後はフルーツでおしまいです。満足満足。
そしてこの林檎の箸置きが機能的な上に可愛くて!買って帰りましたよ🍎
2日目に続く。